彼女が疲れて愚痴を話してる時に、話を聞くだけでいいって分かっているけど、ついつい口をだしたくなりますよね。
何度も聞いていたら、疲れが溜まってしまうし、うんざりしてしまうのも無理はありません。
でも、簡単な心がまえで彼女の愚痴をストレスなく聞く方法があるんですよ。
これから紹介する課題の分離さえできれば、彼女の愚痴を聞くのが格段に楽になります。
そこでこの記事では、彼女の愚痴を疲れることなく聞く正しい対応法について、詳しくご紹介させていただきます!
彼女の愚痴にうんざりするのは、解決しようとするから
彼女の愚痴を聞いていると、ネガティブな気持ちが伝染して、精神的に参ってしまうことってありますよね。
カウンセリングもそうですけど、負の力を溜め込んでいる人間って、相手にすると疲れてしまいます。
でもそれって、頭の隅で解決策を考えて自分のことのように捉えて、
真剣に話を聞いてるからこそ、うんざりしてしまうのです。
たとえば、見ず知らずの女の子とちょっと話す機会があったとしましょう。
「会社の上司がさ、ちょっと失敗いただけで無茶苦茶怒ってくるんだけど、絶対嫌ってるだけだよね」
そんなこと言われても、僕にはどうしようもないし、大変だろうけど頑張って!くらいしか思いませんよね。
これが家族や友達、彼女になると距離感がわからなくなって、ついつい解決策を考えてしまうのです。
そのときに相手の課題を解決するために、精神力を浪費してしまうのが、愚痴にうんざりする原因です。
人生に降り掛かってきた問題は、自分でしか解決することはできません。
よりそってあげることはできますが、本人の代わりに人生の課題を解決しようとしてはダメなのです。
人生の課題は自分で解決するしかない
彼女の人生は、全部彼女のものなので、あなたは変わってあげることはできません。
冷たいように感じるかもしれませんが、ひとの課題には口出ししてはいけないのです。
たとえば、あなたに子供がいたとして、宿題をしないとしましょう。
自分は父親ですから、子供が勉強をしないでいると、あとで後悔するかもしれないことを知っています。
ついつい口をっぱく勉強するように言いたくなりますが、それをするとどうなるでしょう?
間違いなく子供は宿題が嫌いになって、ほかのことに集中したくなります。
宿題をしなくて、本当に困るのは子供です。
明日、学校の先生に怒られてしまうまで、彼はわからないかもしれません。
でも、本人が自覚を持って課題に立ち向かおうとしない限り、周囲のアドバイスは無駄なのです。
本人が課題に向き合う気になるまでは、いくら身内でも見守ってあげるしかないのです。
これを心理学で課題の分離といいます。
人生は相手の課題と自分の課題を分離して考えることができるようになると、世界が広がってみえます。
彼女の話を聞いてストレスを発散はさせてあげるときに、相手の課題については解決しようとして成長の機会を奪ってはいけないのです。
愚痴の正しい聞き方は、相手の話を聞き流して相槌を打つこと
どういう心構えで愚痴をきけばいいのか、具体的にみていきましょう。
外側だけをなぞって説明すると、愚痴の正しい聞き方は他人ごととして聞き流しながら、
相槌を打ってあげるだけです。でも、話半分できいてるだけだと、
「わたしの話ちゃんと聞いてるの!?」と怒られてしまうでしょう。
ここでは、愚痴を聞く時の基本的なスタンスを説明させていただきます。
立場は中立ではなく、味方として受け入れる
男性は話をきくときに、中立の立場にたって仲裁するように愚痴を聞いてしまうことがあります。
たしかに喧嘩を収めるときや、職場での意見の違いをまとめるときには、必要なスキルです。
でも彼女の話を聞くのに必要なスキルは、カウンセリング能力です。
この場合、中立の立場にたつのではなく、彼女の味方になって話を聞く必要があります。
だれでも反論をしてくる相手には、腹の底からの本音は喋れませんよね。
よき共感者として、あくまで彼女の側にたって受け入れる姿勢をみせましょう。
彼女の課題を解決するアドバイスは喧嘩のもと
頭では分かっていても、よくある間違いはアドバイスをしてしまうことでしょう。
女の子は話を聞いてほしいだけ!と常識はわかっていても、ついつい口を挟みたくなるものです。
ここで愚痴と相談の違いをみてみましょう。
- 愚痴:言ってもしかたがいことを言って嘆くこと
- 相談:問題を解決するために話合ったり、意見を聞いたりすること。
彼女が愚痴を言っているときは、負のエネルギーを吐き出して楽になりたいだけです。
これに対して相談は、アドバイスを求めることを含みます。
つまり中立の立場にたって、解決策をみつけることでしょう。
彼女たちは愚痴をしたいのに、相談と勘違いされていることに怒ってしまうのです。
相談されたら助ける姿勢を持つ
彼女の人生の課題は、彼女しか解決することはできません。
愚痴をいいながらでも、1人で挑戦しているときは、そのまま戦わせてあげる方がいいでしょう。
でも、彼女が相談を持ちかけてきたときには、力になることを伝えておいてあげてください。
「大変なんだね、俺にできることがあったら言ってね」一言伝えておくと、
本当に困ったときには相談してくれます。
まとめ
彼女の愚痴をきくときは、他人の話をきくように気軽にきいて、うなずいてあげましょう。
真剣に話をきいて彼女の立場にたちすぎてしまうと、解決策を言いたくなるので、あくまでよりそってあげるだけです。
聞く耳をもたないヒトへのアドバイスは、馬の耳に念仏どころか、なにもわかってない!と手厳しい反撃に遭うこともあります。
自分のことではなく彼女の課題だと思って、やさしく話を聞き流してあげましょう。
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